任期満了に伴う神山町議選(定数10)と上勝町議選(定数8)が、15日の告示まで1週間に迫った。両町議選とも選挙戦に突入するかどうか微妙な情勢となっている。

◎神山
 
 定数が現行の12から2減の10となる今回、現職7人、新人3人の計10人が立候補の意思を固めている。

 現職12人のうち、坂口一之、木元史幸、山本充良、森彦富、五島準介の5氏が引退する。森氏の地元上分地区(有権者463人)では後継者探しが続いており、不調に終われば無投票になる可能性が高い。7日の立候補書類の事前審査には10陣営が出席した。

 立候補予定者は全員が無所属。

 地区別の内訳は、神領(1408人)は現職の髙橋和男氏(64、無職)、新人の新居榮二(71、農業)河野雅俊(56、農業)の両氏。

 広野(1338人)は、現職の森本吉治(63、印刷業)細井成富(71、農業)の両氏、新人の佐出由恵氏(58、介護福祉士)が立つ。

 下分(930人)は現職の西崎哲夫(73、農業)樫本雄一(67、農業)の両氏、阿川(544人)は現職の相原浩志氏(69、農業)、鬼籠野(606人)は現職の中西富士男氏(58、農業)が名乗りを上げている。

 同町は、サテライトオフィス(SO)誘致や芸術家招待事業が成果を上げ、注目を集めている。一方、若者の定住促進や高齢者支援、農林業振興といった課題を抱えているが、大きな争点は浮上していない。立候補予定者は支持者回りを活発化させている。

 投開票は20日。立候補受け付けは15日午前8時半~午後5時に町役場で行われる。2日時点の有権者数は5289人(男2481人、女2808人)。

◎上勝

 現職6人と新人2人の計8人が立候補の意思を固めた。さらに元職と新人各1人が無投票阻止へ向け、出馬を模索している。

 現職8人のうち、藤田欣宏、武市功の両氏が引退する。

 立候補予定者を地区別に見ると、正木地区(有権者480人)は明本惠一(82、農業)鹿島國男(62、農業)片山文昭(65、農業)の現職3氏。傍示地区(265人)は新人の星場眞人氏(66、農業)、福原地区(124人)は現職の渡部厚子氏(61、農業)が準備を進めている。

 生実地区(319人)は現職の岩本文昭(65、農業)松下和照(74、農業)の両氏が立ち、元職1人と新人1人が出馬を検討をしている。旭地区(337人)は、新人の岡本明氏(46、徳島中央森林組合労務員)が名乗りを上げている。

 党派別では明本氏が共産で、他は無所属。

 町人口が1700人を割り込む中、高齢者福祉や子育て支援、農林業振興、第三セクターの立て直しなど町政の課題は多い。しかし、今のところ目立った争点は浮上していない。立候補予定者は地縁や血縁を頼りにあいさつ回りを続けている。

 投開票日は20日。立候補受け付けは15日午前8時半~午後5時に町役場で行われる。2日時点の有権者数は1525人(男727人、女798人)。