再出発の15区を一斉に飛び出す16郡市の女子選手=小松島市日開野町

 第61回徳島駅伝(徳島陸協、徳島県、徳島新聞社主催)は4日、海陽町宍喰橋から徳島市幸町の新聞放送会館別館前までの17区間、104キロの南方コースで3日間にわたるレースの幕を開けた。第1日は2年ぶりの那賀コースで史上最多タイの16郡市(オープン参加の名東郡を含む)が懸命のたすきリレーを繰り広げ、4年ぶりの王座奪還を狙う徳島が5時間34分24秒で首位発進した。2位は4連覇を目指す鳴門が2分7秒差の5時間36分31秒でつけ、3位には小松島市が5時間43分26秒で入った。
 
 徳島は1区日下(徳島科技高)が区間賞で好スタート。3区で2位に落としたが4区湯浅(城ノ内中)の力走で首位を奪回すると、その後は一度もトップを譲らない盤石の戦いを見せ、完全優勝した57回大会以来、4年ぶりに初日首位に立った。
 
 1区で10位だった鳴門は懸命に追い上げ、3区西山(大塚製薬)で1位に躍り出た。一時3位まで順位を下げたものの9区山下(京産大)で2位に上がると、さらに後続との差を広げた。中学生の奮闘で前半4位につけた小松島は12区大西(プレス工業)で3位に浮上し、その後も順位を死守した。
 
 4位は中高生を中心に堅実に走った美馬市、5位は若手と中堅が踏ん張った板野、6位は全区間で1桁順位をキープした阿南、若い力が躍動した海部が7位に入った。
 
 入賞ラインの8位には中学生と一般勢がかみ合った名西が食い込み、3分22秒差の9位には那賀、10位は三好市だった。11位以下は吉野川、美馬郡、勝浦、阿波、三好郡の順となった。オープン参加の名東は終盤の7区間で懸命にたすきをつないだ。
 
 第2日の5日は午前7時半に徳島市徳島町の鷲の門前をスタート。鳴門市などを経由し、三好市池田町の阿波池田駅前までの16区間、91・7キロの阿北コースで健脚を競う。