奉納踊りを繰り広げる阿波おどり保存協会の踊り子たち=12日午前、徳島市下助任町2の興源寺

 徳島市の阿波踊り開幕を夜に控えた12日午前、徳島藩主の菩提(ぼだい)寺・興源寺(徳島市下助任町2)で、阿波おどり保存協会の6連約150人が恒例の奉納踊りを披露した。

 3代藩主・蜂須賀光隆の墓前で西村宗純住職(71)が読経する中、各連長が焼香して阿波踊り期間中の安全を祈願。阿波藍連やかずら連、紀州連などの踊り子が軽やかな足取りで乱舞を繰り広げ、見物客を楽しませた。近くの助任なかよし認定こども園となかよし保育園の園児約90人も元気いっぱいに踊り込んだ。

 知人夫婦と一緒に訪れた福井県大野市の建築業西川国夫さん(61)は「阿波踊りを初めて見たが、日本らしさが感じられてとても良かった」と喜んだ。

 藩祖・蜂須賀家政の墓前では、阿波おどり伝承会の本家大名連の約30人が踊った。