無得点での引き分けに落胆する徳島ヴォルティスのサポーター=鳴門ポカリスエットスタジアム

 サッカーJ2の徳島ヴォルティスが鳴門ポカリスエットスタジアムでの開幕戦で愛媛FCと引き分けた8日、好スタートを望んでいたサポーターからは深いため息が漏れた。リーグ戦で2013年11月以来遠ざかっているホームの勝利はまたもお預けになった。それでも、「J1に復帰すると信じている」と次戦以降の奮起を期待する声が相次いだ。

 2年ぶりの四国ダービーとあって熱戦が予想されたが徳島の選手の動きは硬く、0-0に終わった。四国のチームとして初めてJ1を戦った経験値を見せつけることはできなかった。

 約1年4カ月ぶりのホームの勝利を楽しみに来場した久間喜夫さん(35)=北島町高房、会社員=は「大勝して弾みをつけたかっただけに本当にがっかり」と肩を落とす。先発したFW津田知宏選手のファンで「何とかJ2で勝利を重ねてほしい」と訴えた。

 この日の来場者は7860人。13年4月の四国ダービー5215人を上回ったが、徳島の好機は少なく、盛り上がりに欠けた。

 サポーター歴7年の野張貴志さん(34)=美波町奥河内、会社員=は「自分たちの攻めの形を作って魅力あるサッカーをしてほしい。J1復帰を信じて応援し続けたい」と期待を込めた。