北九州戦での今季初勝利を目指し、練習に励む徳島の選手たち=徳島スポーツビレッジ

 J2徳島ヴォルティスは15日午後1時から北九州市立本城陸上競技場で昨季5位の北九州とのアウェー初戦に臨む。愛媛との開幕戦では攻めの形をうまくつくれず0-0で引き分け、不完全燃焼に終わった徳島。今節こそ磨いてきたハードワークを貫き、勝ち点3を奪って勢いづきたい。

 前節は愛媛に前からプレスを掛けることができずボールもうまくつなげなかった反省から、今週はピッチの横幅を意識してボールを動かし、サイドクロスからゴールを狙う形を入念に確認した。コンディション不良で開幕戦には出場できなかったDF福元、FW長谷川悠も元気にプレーし、ピッチは活気にあふれた。

 J2参入6年目の北九州は昨季、過去最高の5位。J1ライセンスを持っていないため昇格プレーオフに出ることはできなかったが、台風の目として存在感を示した。堅守速攻というスタイルは今季も変わらず、2011、12年に徳島でプレーしたCB西嶋や190センチのFW小松を加えて昨季以上の成績を目指す。開幕戦は1-3で磐田に敗れたものの選手個々の能力は高く、ホーム開幕戦の今節に懸ける意気込みは相当だろう。

 徳島としてはブロックをつくって守る相手に対し、ボールを速く動かしてサイドと中央の両方から攻め込みたい。中盤でパスを引っ掛けられるとカウンターを受ける恐れがあるため警戒が必要。

 開幕戦でベンチ入りした大卒新人のMF佐々木陽は今節こそ先発が濃厚で「とにかく走る。チャンスには前に飛び込んでいってゴールに絡み、今季初勝利に貢献したい」と意欲十分。小林監督は「開幕戦は残念な内容だったが選手は元気よく準備してくれている。早く勝ち点3が欲しい」と話した。