水戸戦で4試合ぶりの勝利を目指す徳島の選手たち=徳島スポーツビレッジ

 J2徳島ヴォルティスは11日午後1時から茨城県那珂市の笠松運動公園陸上競技場で19位水戸と対戦する。ここ2試合、先制しながら勝ち点3を逃した徳島にとっては第3節のホーム・岐阜戦以来4試合ぶりの白星をつかみ取りたい一戦。18位からの順位アップを目指し、今季アウェー初勝利を挙げて波に乗りたい。
 
 9日は徳島スポーツビレッジで、3-4-3システムを敷く水戸を想定して紅白戦を行った。先発組は後半に何度も決定機を築いた前節の岡山戦同様に4-4-1-1システムを採用。素早いプレスからボールを奪った後、サイドに展開して攻め込む形を繰り返した。
 
 昨季2年連続の15位に沈んだ水戸は柱谷哲監督が5年目の指揮を執る。ベテランの移籍で平均年齢は24・08歳と1歳以上若返り、持ち前のハードワークに磨きが掛かっている。身長183センチのFW三島への縦パスを起点にカウンターを仕掛け、DF田中らのサイドアタックにも定評がある。第6節を終えて1勝2分け3敗(勝ち点5)。勝ち点、得失点差とも徳島と並び、得点で2点上回る徳島が一つ上位にいる。
 
 徳島としては、FW三島に精度の高いくさびのパスを入れさせないことと、そのこぼれ球をしっかり拾うことがまずは重要となる。前線からプレスを掛けてくる水戸の中央やサイドの裏のスペースを効果的に突きたい。
 
 ルーキーイヤーの昨季、水戸で30試合に出場したDF広瀬陸は右SBとして全6試合にスタメン出場。積極的に攻撃参加しチームに勢いを与えている。同じ19歳のDF内田が前節プロ初得点したことに刺激を受けており「自分も得点し新天地での成長の跡をしっかりと見せたい」。古巣との初対決で恩返し弾を決め、チームを勝利に導くつもりだ。