札幌戦で7試合ぶりの勝利を目指す徳島の選手たち=徳島スポーツビレッジ

 J2徳島ヴォルティスは24日午後2時から鳴門ポカリスエットスタジアムで7位の札幌と対戦する。全42試合のうち3分の1の14試合を終え、ワーストタイの2勝にとどまる徳島にとっては6試合続いた引き分けにピリオドを打ち、流れを変えるための勝ち点3こそが求められる大事な一戦。7試合ぶりとなる勝利の喜びをスタンドと分かち合いたい。
 
 22日に徳島スポーツビレッジで行った紅白戦では4-1-4-1システムを継続。3-4-3の札幌を想定してサイドや中央のスペースを使いながら効果的な攻撃パターンを何度も試した。リーグワーストの得点力を高めるため、クロスからシュートまでの一連のコンビネーションについても入念に確認した。
 
 札幌は昨季途中から指揮を執るクロアチア出身のバルバリッチ監督が続投し、堅守速攻を身上とする。現在のところ6勝5分け3敗(勝ち点23)。180センチ以上の選手が多く、クロスからの得点率が高い。FW都倉は7得点(12試合)でリーグ3位と決定力があり、左ひざのけがから復調気配の元日本代表MF小野は練習試合で得点しておりベンチ入りする可能性もある。
 
 徳島としては同じく元日本代表MF稲本が繰り出す精度の高い縦パスに注意が必要。MF木村を中心に鋭いプレスで攻撃の芽を摘み、相手3バックを中央に引き付けながらサイドのスペースを有効に使ってクロスを上げたい。
 
 前節、7試合ぶりにピッチに立ったFW佐藤は「練習を重ねる中でゲーム感は戻っている。前線でいい起点になり、得点にこだわってやるだけ」と気合十分。紅白戦で積極的な守備が光ったDF藤原は「ロングボールが多く入ってくると思うので前線の選手をしっかり抑え、こぼれ球を粘り強く拾って攻撃につなげたい」と3勝目への意気込みを語った。