讃岐との「東四国クラシコ」で勝利を目指す徳島の選手たち=徳島スポーツビレッジ

 J2徳島ヴォルティスは14日午後1時から鳴門ポカリスエットスタジアムで16位の讃岐と対戦する。隣県同士の一戦を盛り上げようと命名されたダービーマッチ「東四国クラシコ」の初戦。意地とプライドを懸けた一戦で10試合ぶりとなる白星をつかみ、下位脱出の起爆剤としたい。

 4月11日の水戸戦以来10戦ぶりの完封負けを喫した前節・福岡戦後の7日、徳島市内で開かれたファン感謝祭でサポーターと交流を深めた選手たち。苦しい状況が続く中でも温かいエールを送られ、讃岐とのダービーマッチへの意気込みを新たにした。今週はこれまで以上に集中してトレーニングに取り組んでいる。

 J2初参戦の昨季は21位となり、J3との入れ替え戦で残留を決めた讃岐は現在、5勝4分け8敗(勝ち点19)。6年目の北野監督の指導で堅守速攻に磨きを掛けており、厳しい寄せからのショートカウンターは威力十分。FWアンドレアは突破力があり、サイドの沼田はリーグ6位の5得点と決定力がある。

 徳島としては、9人で守りを固める相手をサイドチェンジで揺さぶって崩せるかが鍵。12日の紅白戦ではカウンターを警戒しながら、中盤の底に入ったMF木村を中心にパスをつないで攻撃のイメージを共有していた。

 サイドや中央で軽快な動きを見せていた廣瀬智は「佐藤君との連係や濱田さんとの距離感を意識しながら攻撃を活性化させたい」と気合十分。斉藤主将は「東四国クラシコの初戦なので気合が入る。積極的なプレーで得点し、勝ち切れていないチームを勢いづけたい」と必勝を誓った。