天皇杯1回戦に向けて調整する徳島ヴォルティスの選手=徳島スポーツビレッジ

 サッカーの第95回天皇杯全日本選手権(日本サッカー協会、Jリーグ主催、徳島新聞社、共同通信社、NHK共催)は、Jリーグチームを含む全国88チームが参加して29日に開幕する。J2徳島ヴォルティスは午後3時から鳴門ポカリスエットスタジアムで日本フットボールリーグ(JFL)所属のファジアーノ岡山ネクスト(岡山県代表)との1回戦に臨む。格上として負けられない一戦を制し、2回戦で対決が濃厚なJ2群馬戦へ弾みをつけたい。

 5年連続出場のファジアーノ岡山ネクストは、J2岡山傘下のアマチュアチーム。今季、JFLでは第1ステージこそ最下位の16位に沈んだが、第2ステージは約半分の7試合を終えて6位と調子を上げている。3-4-3システムを採用し、縦パスやサイドを起点に仕掛けるのがスタイル。中国リーグの三菱自動車水島との県代表決定戦では、後半にサイドを崩して1点差を追い付き、PK戦を制した。

 前線へのロングボールやサイドクロスを上げさせないよう確実に球際を制し、勢いを封じ込めたい徳島。各選手のコンディションを考慮しながらベストメンバーで臨む構えで、リーグ戦では控えに回る選手も公式戦でアピールしようと、連日の練習は活気づいている。

 27日に徳島スポーツビレッジで行われた紅白戦で先発組に入った長谷川悠は「相手も高い意識で向かってくる。最後まで戦い抜き、チャンスをものにしたい」と2カ月ぶりのゴールを誓った。

 徳島県代表の徳島大ヒポクラテスは、30日午後4時から広島広域公園第1球技場で、広島県代表・広島経済大との1回戦に挑む。