試合終了後、INAC神戸の選手に声援を送る観客=鳴門ポカリスエットスタジアム

 女子サッカー・プレナスなでしこリーグのINAC神戸レオネッサと日テレ・ベレーザが鳴門ポカリスエットスタジアムで戦った13日、スタンドには日本代表「なでしこジャパン」で活躍する有名選手らのプレーを見ようと、県内のファンら約7千人が詰め掛けた。後半には松茂町出身の増矢理花選手=INAC神戸=も出場し、家族らが熱い声援を送った。

 徳島で初めて開かれたリーグ戦は、首位のINAC神戸と2位の日テレが首位を争う注目の一戦。澤穂希選手や川澄奈穂美選手=いずれもINAC神戸、岩清水梓選手=日テレ=ら日本代表に名を連ねた選手が世界トップレベルの巧みなプレーを見せるたび、スタンドは大きな歓声に包まれた。

 少年サッカーチームのSC佐古に所属する亀井大吾君(10)=佐古小5年=は「日本代表の選手たちのプレーを間近に見られてうれしい。一緒にプレーしてあの速さを感じてみたい」と目を輝かせた。

 後半戦、増矢選手が登場すると、会場からひときわ大きな拍手が起こった。南部中サッカー部の熊山侑里さん(14)=2年=は「増矢選手はフェイントが上手。自分たちもああいうプレーをしたい」と大きな刺激を受けたようだった。

 増矢選手の父徹さん(52)と母尚子さん(51)も試合の行方を見守った。0対1で敗れたものの、初めての地元開催に、徹さんは「たくさんの人が応援してくれて本当にありがたい。(増矢選手には)期待に応えられるよう、もっともっと強くなってほしい」とエールを送った。