群馬戦で2連勝を目指す徳島の選手たち=徳島スポーツビレッジ

 J2で11位の徳島ヴォルティスは10日午後4時から鳴門ポカリスエットスタジアムで16位の群馬と対戦する。全42試合のうち6分の5の35試合を終え、J1昇格プレーオフ進出を目指す争いも残り7試合。前節の劇的勝利で望みをつないだ徳島は、今節も下位チームから勝ち点3奪取を狙う。ここ3試合は引き分けが続いているホームで勝ってファン・サポーターとともに喜びを分かち合い、ラストスパートへのエネルギーにしたい。

 18位岐阜との前節はラストワンプレーで勝ち越しゴールを決め、勝負強さを印象付けた。プレーオフ出場ライン(6位)との勝ち点差を7に縮めたチームは、さらに士気を高めて練習に励んでいる。GK長谷川徹は「プレーオフ進出を目標に全員が集中してやれている。最後まで諦めずチャレンジする」と決意を語る。

 通算成績は徳島の11勝13分け11敗(勝ち点46)に対し、群馬は11勝8分け16敗(同41点)。7月のアウェー戦では終了間際に右サイドを破られて勝ち越され、1-2で今季初の連勝を逃した。

 群馬は球際に厳しく寄せてボールを奪い、切り替え早くカウンターを狙う。11ゴールを挙げ、リーグ6位につける江坂は決定力が高く、両サイドと連動して厚みのある攻撃を仕掛ける。ただ、後半14試合は4勝4分け6敗と負け越しており、ここ7試合は勝ちがない。

 徳島としてはカウンターを警戒し、攻撃時のリスク管理を徹底したい。特に得点直後は細心の注意を払って守り抜き、3試合ぶりの完封で乗り切りたいところ。攻撃では前に食い付くボランチの裏を有効に使って中央やサイドへ素早く展開し、先制点を奪えるかがポイントとなりそうだ。

 8日に行われた徳島スポーツビレッジでの紅白戦でも献身的にボールを奪っていたエステバンは「攻撃の起点となるボランチにしっかりプレスにいく」と意気込む。10試合ぶりのゴールを狙う佐藤は「前節もいいクロスがゴール前に入っていた。じれずにチャンスをものにしたい」とエースの意地をのぞかせた。