天皇杯3回戦に向けて調整する徳島ヴォルティスの選手=徳島スポーツビレッジ

 サッカーの第95回天皇杯全日本選手権(日本サッカー協会、Jリーグ主催、徳島新聞社、共同通信社、NHK共催)は14日、各地で3回戦11試合が行われる。J2徳島ヴォルティスは、午後7時から新潟市のデンカビッグスワンスタジアムでJ1新潟と対戦する。J1で戦った昨季は8月のアウェー戦で競り勝った相手から再び白星を奪い、残り6試合となったリーグ戦へ弾みをつけたい。

 新潟は現在、リーグ戦で7勝9分け14敗(勝ち点30)の15位。得点力の高い外国人選手への縦パスを起点に速攻を仕掛ける。ただ、天皇杯後は中2日で勝ち点3差で残留を争う16位松本との対戦が控え、どこまで戦力を整えてくるか不透明だ。

 前節、6試合ぶりの黒星で13位に下がった徳島は、J1チームを倒して勢いに乗り18日に控える首位大宮戦に臨みたい。小林監督はベストメンバーで臨む構えだ。完封を狙うDF石井は「いい勝ち方をしてきっかけをつかみたい」と意気込む。

 徳島の勝利のポイントは、速攻を仕掛ける相手にプレスを徹底し、まずは失点しないこと。格上との戦いでは一瞬の隙やミスが失点につながる。攻撃では反応よく食い付いてくる相手の裏をうまく使って先制したい。

 12日に徳島スポーツビレッジで行われたゲーム形式で果敢にボールを追った長谷川悠は「チャンスは必ずある。焦らず、粘り強く戦い抜く」と力強く話した。