栃木戦での勝利を目指し練習に励む徳島の選手たち=徳島スポーツビレッジ

 J2で12位の徳島ヴォルティスは11月1日午後4時から鳴門ポカリスエットスタジアムで最下位の栃木と対戦する。前節で3位福岡に手痛い完封負けを喫し、今季初めてホームで連敗した徳島。J1昇格プレーオフ(PO)進出へ残された道は残り4戦全勝しかない。自動降格を避けたい栃木を上回る勝利へのこだわりを見せて勝ち点3を手にし、ホーム6戦ぶりの歓喜をサポーターに届けたい。

 前々節の首位大宮に続いて上位福岡を破ってPO進出へ前進する思惑が外れたチームの落胆は大きかった。それでも残り試合で最善を尽くそうと今週の練習にも集中して取り組んでいる。3失点完封負けしたことを受け、連動した守備から切り替えの速い攻撃の形を入念に確認。30日に徳島スポーツビレッジで行われた紅白戦では、けが明けのエステバンが先発組に入って攻守にいい動きを見せていた。

 通算成績は12勝13分け13敗(勝ち点49)の徳島に対し、栃木は7勝12分け19敗(同33点)で第33節から最下位に沈む。堅守速攻が持ち味だが、守備のほころびが目立つ後半は2勝5分け10敗と負け越し、9試合連続で白星がない。

 徳島としては、縦パスに絡もうと後方から飛び出してくる選手への対応を徹底して速攻を封じたい。攻撃ではセカンドボールを粘り強く拾い、金(キム)宗(ジョン)旻(ミン)らがDFラインの裏をうまく取れるか。3月のアウェー戦では2点を先行され、1-2で競り負けただけに先制点を奪って主導権を握ることが重要となる。

 けがから復帰した後、初の先発入りへ意気込む内田は「まずはしっかり守備をし、攻撃ではサイドから中央にどんどん絡んでいって複数得点を狙う」ときっぱり。斉藤主将は「試合内容より結果。泥くさくてもチャレンジを続けて勝つしかない。チャンスがある限り自分たちができることをやっていく」と力強く語った。