練習で攻撃の連係を確認する徳島科技の選手

 第95回全国高校ラグビー大会(12月27日~来年1月11日・東大阪市花園ラグビー場)の出場権を懸けた徳島県大会が11月1日、徳島市球技場で開幕する。9校が出場し延べ4日間、熱戦を繰り広げ、決勝は21日に行われる。つるぎの戦力が充実しており、脇町と城北が追う展開となりそうだ。
 
 つるぎはパワーと走力を兼ね備え、四国新人大会、県春季大会、県総体を制した。U-17(17歳以下)日本代表として昨年の日韓中ジュニア交流競技会に出場した佐藤主将が引っ張る。過去2年間、県大会の決勝で惜敗し、花園行きの切符を逃しているだけに、選手の意欲は高い。
 
 12年ぶりの優勝を目指す第2シードの脇町は、堅い守りを生かして県総体で準優勝した。3年生8人が全員残り、選手層は厚い。成長が著しい祖父江、前田の重量FWがどれだけ力を出せるかが鍵を握る。
 
 城北は小柄な選手が多く、低いタックルが持ち味のチーム。春以降、FWの組織力を磨き、県総体では3位に入った。FW戦に勝ち、多くの時間を敵陣でプレーできるか。
 
 昨年覇者の徳島科技は夏まではけが人が多く精彩を欠いたが、横岑、十川、尾華が復調し、戦力が整った。FWの力は昨年に劣らない。鏡主将、十川は突破力がある。
 
 2年ぶりに単独チームで出場する城南は上背のある岡田主将と阿部の体を張ったプレーで4強入りをうかがう。徳島市立は100キロ超える鍵谷、森駿、松田のFW3人がうまく機能すれば面白い。1、2年生が中心の城東は県1年生強化大会で準優勝した力を発揮したい。吉野川、阿波は初戦突破に意欲を見せる。
 
 1日に1回戦1試合、8日に2回戦4試合がある。準決勝は14日で、決勝は21日午後2時5分から行われる。