今季最終節の愛媛戦に向けて練習に励む徳島の選手=徳島スポーツビレッジ

 J2で13位の徳島ヴォルティスは23日午後2時から松山市のニンジニアスタジアムで5位の愛媛との今季最終節に臨む。前節のホーム最終戦で4試合ぶりの勝利をサポーターに届けた徳島。J1昇格プレーオフ(PO)進出を決めている愛媛との「四国ダービー」で意地とプライドをぶつけ、来季へつながる白星で締めくくりたい。

 通算成績は13勝14分け14敗(勝ち点53)の徳島に対し、愛媛は18勝8分け15敗(同62)。後半20試合は9勝5分け6敗と勝ち越しており、勝ち点差2で追う4位浮上へ勢いがある。昨季は徳島に在籍したボランチ小島らがゲームを組み立て、ワントップの瀬沼やシャドーの近藤が果敢にゴールを狙う。

 3~6位によるPOは29日に3位対6位、4位対5位の準決勝2試合が行われるが、それぞれ上位チームのホームスタジアムで行われる。徳島に勝てば4位浮上の可能性がある愛媛のモチベーションは極めて高い。

 四国ダービーの通算成績は徳島の11勝5分け7敗。就任後の5試合で4勝1分けと負けなしの小林監督は「相手がどうであれ、ダービーは譲れない。しっかり準備して臨む」と気を引き締める。3-4-3システムの3バックの脇や、球際に厳しく寄せる相手の裏のスペースをうまく使って攻めたい。

 開幕戦で顔を合わせた前回はスコアレスドローに終わっている。21日、徳島スポーツビレッジで行った紅白戦で効果的なパスを出していた斉藤主将は「1年間やってきた成果を出し切り、勝って終わりたい」と気合十分。前節、今季初ゴールを決めた大崎は「次は最後なので、きちんと結果を残して貢献する」と2戦連続ゴールを誓った。