【写真上】過去最高順位を目指す美馬の選手たち=同校【写真下】初の全国大会で30位台に挑む海陽の選手たち=同校

 駅伝の第23回全国中学校大会は13日、山口県セミナーパーク・クロスカントリーコース(男子=6区間18キロ、女子=5区間12キロ)で開かれる。男女とも47都道府県の代表48校(開催県は2校)が参加。徳島県からは5年連続6度目の出場となる男子の美馬が過去最高位だった昨年の19位内に照準を合わせる。女子は初出場の海陽が積極的な走りで30位台を目指す。レースは女子が午前11時、男子が午後0時15分にスタートする。

 ◎美馬(男子) 過去最高位へ意欲

 県予選は1区で9位と出遅れたものの、その後は5区間のうち4区間で1位を奪い、最後は2位に1分32秒の大差をつけて圧勝した。56分17秒の優勝タイムは昨年より6秒早く、目標の19位内に向け、チームの士気は高い。

 県予選3区で5人抜きを演じた岩浅を1区、2区で3人抜きの2年生岡村を2区に配し、スタートダッシュを狙う。

 各校がエース級を投入する3、4区は堅実な走りが持ち味の宇山主将と県予選4区区間賞の喜多健がたすきをつなぐ。5区は大崩れのない前田か、調子を上げている曽我部の起用が濃厚だ。チーム一のスピードを持つアンカー喜多昂に、最終盤の順位アップを託す。

 4人が昨年も走っておりコースの特徴を十分把握しているのも強み。さらなるタイム短縮を目指し、速いペースで走り込んだ。宇山主将は「分厚い布陣の今年は上位入賞のチャンス。気持ちを一つに頑張りたい」と意欲的だ。

 ◎海陽(女子) 初出場に力走誓う

 県予選では1位校の失格によって繰り上げ優勝を果たし、初めて全国切符を手にした。学校に陸上部がなく、バスケットボール部員とバレーボール部員の混成チームだが、昨年の阿南の33位を目安に力走を誓う。

 序盤の鍵は3キロ区間の1区鴻野。2年生ながら県予選で初めて1区を走り、他校の3年と競り合って区間3位と健闘した。2キロの2~4区の山田、黒岩、溝内の3人は県予選でいずれも7分台前半と安定した走りを披露。粘って好位置を保ったまま、競り合いに強いアンカー山本主将につなげる作戦だ。

 本番のコースは高低差約30メートルと起伏に富んでいるため、まぜのおかオートキャンプ場周辺の上り坂で走り込み、準備を整えた。山本主将は「少人数校で普段から顔を合わせ、チームのまとまりはいい。初の全国舞台となるが気負わずに臨み、一人一人が1秒ずつでもタイムを縮められたら」と闘志を燃やしている。