前回13位からの順位アップを目指し、最終調整する大塚製薬の選手=鳴門市内

 第60回全日本実業団対抗駅伝は1月1日、前橋市の群馬県庁前発着の7区間、100キロに43チームが参加して行われる。徳島県からは関西地区予選を2連覇した大塚製薬が5年連続(22度目)で出場。まずは前回の13位を一つでも上回ることを目標とし、6年ぶりとなる8位入賞に挑む。

 出走予定7人のうち、4人が前回も走ったメンバーとなりそうだ。11月の関西予選後は米国などで3週間の合宿を行い、起伏のあるコースで心肺機能や脚力を鍛えた。エース松岡がコンディション調整で走れないのは痛いが、7人の5000メートル平均タイム(14分10秒)は前回とほぼ同じ。犬伏監督は「全員でミスなく粘り強くつなぐ」と話す。

 下りの前半3区間にスピードのある主力を並べる。1区(12・3キロ)を2年連続で任される岡田は関西予選でも2位と好走し前回の22位を上回る20位内を狙う。外国人選手が集う最短2区(8・3キロ)で松本がどこまで踏みとどまれるか。3区(13・6キロ)にはコースを熟知する西山を投入。11月に1万メートルで自己記録に迫る29分8秒06を出すなど調子は上向きだ。

 最長の4区(22キロ)と高低差50メートルを駆け上がる5区(15・8キロ)はマラソン経験のある山川と辻茂に託す。前回も順位浮上に貢献した2人が10位台まで押し上げたい。起伏に富む6区(12・5キロ)は走り込みで安定感が増した野田がつなぎ、最終7区(15・5キロ)は関西予選でアンカー勝負を制した三岡が担う。

 松本主将は「全員が役割を果たし、2年連続の順位アップを狙う」と話している。