模擬投票する生徒ら=那賀高校体育館

 選挙権年齢が今夏から18歳以上に引き下げられるのを前に、那賀町選挙管理委員会は28日、那賀高校(同町)で政治参加への意識を高める主権者教育の出前授業を開いた。2年生65人が模擬投票を通じて、選挙の意義などについて理解を深めた。

 「投票の義務化」をテーマに、着ぐるみ2体を正反対の主張を訴える候補者に見立てて投票を行った。生徒が賛否1人ずつ応援弁士を務め、「低い投票率で選ばれた人が民意を反映しているといえるのか」「強制されて投票した結果は本当の民意ではない」と、それぞれ演説。本物の記載台や投票箱を使って意中の候補に一票を投じた。投票後には計数機を使った開票作業も体験した。

 丸田佳乃さん(17)は「自分たちの一票で世の中が変わる。今まで以上にしっかりニュースなどを見て学んでいきたい」と話した。