亡くなった児童の冥福を祈り、手を合わせる貞光小児童ら=つるぎ町貞光の真光寺

 つるぎ町貞光の真光寺で29日、太平洋戦争で寺へ疎開中に火災で亡くなった南恩加島(みなみおかじま)小学校(大阪市)の児童16人を供養する「十六地蔵尊法要」が営まれた。

 地元住民や貞光小児童ら約270人が参列。井村淳海住職(57)が読経する中、地蔵の前で焼香し、児童の冥福や世界平和を願った。同小児童が折った千羽鶴も供えられた。

 6年の向井美樹さん(12)は「二度と戦争が起きない国になるよう祈り続ける」と話した。

 火災は1945年1月29日に発生し、寺にいた南恩加島小の児童29人のうち16人が亡くなった。翌年に地元住民が地蔵を建立。毎年の命日に法要を行っており、今年71回忌を迎えた。