阿波踊りを楽しむ海外の選手たち=三好市池田町イタノ

 デモンストレーションで豪快なジャンプを繰り出すヘイドン選手=三好市の池田ダム湖

 三好市池田町の池田ダム湖で開かれているウェイクボード世界選手権第2日の31日、開幕式典やアマチュア決勝、選手によるデモンストレーションがあり、徐々にムードが盛り上がってきた。第3日の9月1日は地元の小学生チーム「イケダコイレブン」が登場。世界一を決めるプロ選手の試合も始まり、熱戦が本格化する。

 開幕式典は池田ダム湖の湖畔にある水際公園で行われ、約350人が出席。トッププロの予選が始まる1日の前夜、選手の熱気が一段と高まった。

 大会組織委の会長を務める飯泉嘉門知事が「国内外の方々に吉野川の魅力を体感いただけてうれしい」、世界ウェイク協会のシャノン・スターリング会長が「開催されるまで長い道のりだった。全ての人に感謝し、最高の週末を一緒に迎えよう」とあいさつ。黒川征一市長が開会を宣言した。

 米国、カナダ、オーストラリアなど10カ国のトップ選手が地元の小学生チーム「イケダコイレブン」と一緒に登壇。健闘を誓い、来場者に手を振った。

 式典後の歓迎イベントでは、県産食材を使った料理が振る舞われた。三好市観光連所属の踊り子による阿波踊りもあり、選手も踊りの輪に加わって楽しんだ。

 プロ男子に出場するカナダのオリバー・ヘンリーさん(47)は「全てのパフォーマンスが美しくて完璧だった。あしたは最善を尽くす」と力強く話した。

高いジャンプ 観客興奮

 アマチュアの優勝選手2人によるデモンストレーションが午後5時から行われた。14~18歳のジュニア男子を制したヘイドン・ブルー選手(オーストラリア)は、高いジャンプから後方宙返りなどの豪快な回転技を披露。40歳以上のベテラン男子で1位に輝いたデイリー・カートライト選手(米国)はジャンプ中に片手をハンドルから離してボードを握る「グラブ」を組み込んだ横回転を繰り出し、観客を沸かせた。

 熱心にカメラで撮影していた三好市三野町芝生の松浦達也さん(54)は「ジャンプもひときわ高いし、回転もきれい。あしたから登場するプロはどんな演技を見せてくれるのだろうか」と期待を膨らませた。

 1日の競技開始は午前8時10分から。イケダコイレブンのメンバーが出場するジュニアガールズ(9歳以下)を皮切りに10部門で競う。