八幡獅子太鼓保存会の演奏を楽しむ中国語圏の観光客ら=三好市西祖谷山村のかずら橋夢舞台

 中国の旧正月・春節に合わせて7日、三好市西祖谷山村今久保のイベント広場「かずら橋夢舞台」で、日本の正月行事を紹介する催し「大歩危・祖谷温泉郷 春節祭~梅春ものがたり」が初めて開かれた。台湾、香港などからの観光客を含む約200人が訪れ、正月気分を満喫した。

 同市出身の人形遣い勘緑さんらはステージで三番叟を上演後、中国語圏から訪れた観光客に近寄って、熱烈歓迎をアピール。地元の八幡獅子太鼓保存会は激しい舞と巧みなばちさばきを披露し、大きな拍手に包まれた。

 餅つき体験やそば米雑炊の接待もあり、参加者は「和の風習」を心ゆくまで堪能した。

 四国を初めて訪れた台湾の楊鎧蔚さん(31)は「おもてなしの気持ちがすごくうれしい。ぜひまた来たい」と喜んでいた。

 市内主要ホテルでつくる「大歩危・祖谷いってみる会」などが企画。7カ所の宿泊施設では14日まで、地元産の新酒やおせち料理、雑煮などを提供し、生け花展示や茶道体験などでもてなす。夢舞台の催しは14日も行われる。