針を豆腐に刺して供養する参列者=徳島市新町橋2の天神社

 折れたり曲がったりして使えなくなった縫い針を供養する「針供養」が8日、徳島市新町橋2の天神社であり、徳島和服縫製連合会や日本和裁士会県支部の会員約50人が技能の上達を願った。

 滝本雅紀禰宜(ねぎ)が境内で祝詞を上げた後、針を柔らかいものに刺して休ませる「献針の儀」があり、参列者は持参した針を豆腐に刺して手を合わせた。

 毎年参加している荒川和裁学院校長の荒川エミ子さん(70)=同市南田宮4=は「針に一年間のお礼をした」と話していた。

 天神社では事始めの2月8日と事納めの12月8日に針供養を行っている。