笑いの必要性について話す三遊亭円楽さん=徳島市のホテルクレメント徳島

 落語家三遊亭円楽さんの講演会「笑顔の日本語 ユーモアコミュニケーション」(徳島銀行生涯学習振興財団主催)が24日、徳島市のホテルクレメント徳島であった。約1300人が来場し、軽妙な語り口に会場は大きな笑いで包まれた。

 円楽さんは20年ほど前に芸の壁にぶつかり、日本の歴史や日本人の国民性について調べたことを紹介。「江戸時代につくられた中央集権体制で、お上に逆らわず真面目によく働くことが奨励された影響から、日本人は笑いに不器用な民族になった」と述べた。

 現代の風潮については「個の意識が強くなり、互いにバリアーを張り合っていて笑いが少ない」と指摘。「相手の言葉を優しく受け止め、笑顔でユーモアや思いやりのある言葉を返すようにすると、毎日が楽しく変わる」と、笑いの必要性を訴えた。