実験用ビニールハウスを見学する農業関係者ら=海陽町吉野

 JAかいふなどが海陽町吉野に建設した促成キュウリの実験用ビニールハウス「次世代園芸施設(スマートグリーンハウス)」が23日、郡内の農家らにお披露目された。

 60人が参加。同町吉野のJAかいふアグリサポート事業部で、施設の概要について説明を受けた。この後、現地に移動し、センサーで自動計測したハウス内の温度や湿度、照度、二酸化炭素量の数値をモニターで確認するなどした。

 高齢化で生産者が減少している産地の再生を図る「きゅうりタウン構想」の一環。ハウスは栽培に最適な温度や湿度を自動制御するシステムを導入しており、収量増への効果を検証し、経験の浅い農家でも高収益を得られるモデルをつくる。

 JAかいふ促成胡瓜(きゅうり)部会統一副部会長の岸正紀さん(54)=海陽町塩深=は「先進的な設備に驚いた。新規就農者の増加につながれば」と話していた。