畳が敷かれ、和の雰囲気が漂う浴室=神山町神領の神山温泉

 神山温泉(神山町神領)は、浴場などを13年ぶりに改装し、4日にリニューアルオープンする。浴場の床に畳を敷き詰めるユニークな趣向で、和の雰囲気を演出している。

 石の床だった浴室に水を吸わない樹脂製の畳(88センチ四方)を170枚敷き、板張りだったロビーや脱衣室の床にも畳を使った。滑りにくく、クッション性があるため転倒防止対策にもなる。兵庫県の企業が浴場用に開発した製品で、同社によると、四国の温泉や旅館での利用は初めて。

 神山温泉は1972年のオープンで、現施設は2003年に新築した。利用者から「冬場は足が冷たい」との声があったほか、韓国やオランダなどの外国人客も増えてきたことから、特色を出そうと畳の床を採用した。

 改装費は約1400万円。2月22日から休館して工事を行い、浴場やサウナ室の壁も一新した。入浴料は中学生以上600円、小学生以下300円で改装前と同じ。

 和田隆支配人は「徳島の奥座敷・神山でゆったりとくつろいでほしい」と話している。問い合わせは神山温泉<電088(676)1117>。