栃木戦を前にボール回しを練習するイレブン=徳島スポーツビレッジ

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 J2リーグ8位の徳島ヴォルティスは8日午後7時から、鳴門ポカリスエットスタジアムで13位の栃木SCと対戦する。前節讃岐戦は攻守に収穫が多かったが、J1昇格プレーオフ圏のチームとは、勝ち点差が白星1個分以上開いている。栃木は前回引き分けた難敵。6連勝中のホームで堅実に勝ち点を奪いたい。
 

 4-0で完勝した讃岐戦は序盤の2得点が効いた。サイドを起点とした攻撃に中央部の複数の選手が連係して絡み、好機を生かした。ロドリゲス監督も「立ち上がり30分の展開が素晴らしかった」と手放しで褒める。

 今週の練習でも栃木の堅い守りをどう崩すかを重点に置いた。サイド攻撃に限らず、パス交換による中央突破やカウンターなど攻めの引き出しは「確実に増えている」と小西。表原など新顔との連係も深まっている。

 守備では栃木のセットプレーを警戒。DF石井はフリーキックやロングスローに対し「人数をかけて守り、セカンドボールを拾われても素早く対応することが重要」と指摘する。

 心配なのは右サイドの広瀬。讃岐戦の前半、足に違和感を覚え途中で退いた。攻守で存在感を発揮していたが、栃木戦は別の選手で穴を埋めそうだ。

 台風に伴い延期されていた岡山戦を皮切りに大分、讃岐と戦ったアウェー3連戦は2勝1敗。指揮官は「勝ち点9に越したことはないが、難しい日程の中で悪くない結果」と評価する。特に内容では劣りつつも勝ちきった大分戦は「大きかった」と振り返る。

 苦しいロードを勝ち越して帰ってきただけに、相性のいいホーム戦で連勝につなげたい。8位とはいえ消化試合数が少ないチームもあり、あくまでも見かけの順位。「最大限の力を尽くして勝ち点3を取りに行く」。指揮官の言葉に強い決意がにじむ。