ひな人形で彩られた「坂本おひな街道」を歩く柴田洸二郎さん(左)と宇希美さん=勝浦町坂本

 民家の軒先にひな人形が並ぶ勝浦町坂本の「坂本おひな街道」で5日、「ひな婚」の愛称で親しまれる結婚式があり、滋賀県近江八幡市の柴田洸二郎さん(26)宇希美さん(27)夫妻の門出を住民ら300人が祝った。

 2人は坂本八幡神社で挙式後、洸二郎さんは羽織はかま、宇希美さんは白無垢姿で近くのおひな街道へ。勝浦町の三味線グループ・勝浦藤本社中の先導で約200メートルを歩いた。沿道には、親類や知人、大勢のカメラマンも詰め掛けて祝福した。

 2人は軒先のひな人形を見詰めたり、友人を見つけて手を振ったりと、街道の雰囲気を楽しみながら歩いた。

 2人は昨年3月に入籍。小松島市芝生町出身の洸二郎さんは、母が坂本郵便局に勤めている縁で、おひな街道での式を知り、申し込んだ。2人は「誰もできないような結婚式ができてうれしい。いつまでも仲良くおひなさまのように、にこにこして一緒に歩んでいきたい」と話した。

 坂本おひな街道では、2013年から毎年1組の結婚式を行っている。