一般公開で行進する74式戦車=阿南市の陸上自衛隊徳島駐屯地

 陸上自衛隊徳島駐屯地(阿南市那賀川町小延)が6日、開設4周年を記念して一般公開され、住民ら約1600人が模擬戦闘訓練などを見学した。

 敷地内のグラウンドで行われた模擬戦闘訓練では、74式戦車や大砲「FH70榴弾砲」が空砲を響かせ、隊員が小銃を手に進む様子を披露。来場者はしきりにカメラのシャッターを切っていた。戦車への体験搭乗や車両の観閲行進、武装した隊員による格闘訓練のデモンストレーションもあった。

 家族と訪れた大島尚己君(9)=上八万小3年=は「初めて見た訓練は迫力満点だった。自衛隊を少し身近に感じた」と話した。

 会場では記念式典が開かれ、県内の自治体首長や住民ら約300人が出席。駐屯地の森文貴司令が「国土防衛の最後の砦となることはもちろん、地域に密着し、南海トラフ巨大地震にも即座に対応できるよう引き続き汗を流したい」とあいさつした。