「災害救助犬を育成する取り組みが広がってほしい」と話す森さん=徳島文理大アカンサスホール

 徳島文理大では、殺処分寸前の犬を災害救助犬として育てる徳島県内の取り組みをテーマにした動物愛護セミナー(県など主催)が開かれ、約470人が参加した。

 パネル討論があり、愛犬家として知られるタレントの森泉さんら4人が登壇。訓練士の奥谷明子さんは災害救助犬の適性について「人を恐れない性格や集中力が求められる」と説明。県獣医師会の三谷聡理事は「犬は被災地の過酷な状況で働くため、健康管理が欠かせない」と語った。

 県安全衛生課の西條和芳課長は「保護した犬の活用で殺処分ゼロを目指す」と強調。森さんは「徳島の取り組みが全国に広がってほしい」と期待した。

 討論に先立ち、災害救助犬を目指して県内で訓練中の「ゲン」と「モナカ」のオスの雑種犬2匹が、県から「候補犬」に認定された。