映画祭のオープニングを飾った蔦監督の作品「林こずえの業」=徳島市のあわぎんホール

 国内外の優れた短編映画を集めた「徳島国際短編映画祭」が18日、徳島市のあわぎんホールで始まった。三好市出身の蔦哲一朗監督が古里を舞台に撮影した新作「林こずえの業(わざ)」がオープニングを飾り、初日に詰め掛けた約500人を楽しませた。

 「林こずえの業」は林業の道を選んだ若い女性の日常をドキュメンタリータッチで追った作品。三好市の美しく雄大な自然とともに、大木を伐採する迫力ある場面などが描き出され、観客の目をくぎ付けにした。

 上映に先立ち、蔦監督と主演の竹橋英里さんが舞台あいさつ。蔦監督は「作品を見て林業を志す人が増えてほしい」と語った。

 このほか、提携先の札幌国際短編映画祭で各賞を受賞したチュニジアやスイスなどの5作品も上映された。

 来場した鳴門教育大大学院1年の坂元皐陽(こうよう)さん(24)は「映画が好きなので、徳島で映画祭が催されるのはうれしい。蔦監督の作品はとても臨場感があった」と話した。

 映画祭は産官学で地方創生を目指す「vs東京」実践実行委の主催で、国際短編映画祭の開催は西日本で初めて。最終日の20日まで約60作が上映され、トークショーもある。入場無料。