三芳菊酒造場が手掛けた純米吟醸酒「3601006」(ウェアハウス・ジャパン提供)

齋藤酒造場の「阿波黒蜜梅酒」=徳島市の同社

 日本酒の普及促進を目的に英ロンドンで毎年開かれている品評会「ロンドン酒チャレンジ」(酒ソムリエ協会主催)で、三芳菊酒造(徳島県三好市)の純米吟醸酒「3601006」が純米吟醸部門で、齋藤酒造場(徳島市)の梅酒「阿波黒蜜梅酒」が梅酒・その他部門で金賞を受賞した。

 品評会は全10部門あり、世界各国の料理と合う酒という観点で香りや味、パッケージなどが審査された。出品数は非公表。

 「3601006」は県産の酒米・阿波山田錦を使い、約1年半熟成させている。まろやかな味わいとすっきりとした香りが特徴。全国の酒蔵と共同開発などを行う「ウェアハウス・ジャパン」(東京)の依頼で造り、審査では「リッチでクリーミーな舌触り。チーズやハムなどとよく合う」とされた。

 「阿波黒蜜梅酒」は徳島県神山町産の鶯宿梅(おうしゅくばい)を使用。阿波和三盆糖の黒蜜を加え、コクがあり、まろやかな飲み心地に仕上げた。「スモーキーとスパイシーの風味が非常に好バランス」との評価を得た。

 三芳菊酒造の馬宮亮一郎社長は「国際的に認められてうれしい」、齋藤酒造場の齋藤智彦社長は「名誉なこと。県民にも飲んでほしい」と話した。