山肌や雲海を赤く染める初日に歓声を上げる登山客=1日午前7時8分、剣山頂上付近

 徳島県内各地で1日朝、家族連れらが初日(はつひ)を拝み、一年間の健康や家内安全を願った。

 剣山(1955メートル)の頂上付近では、120人の登山者が氷点下4度の寒さの中で日の出を待った。午前7時8分、四国山地の山々や雲を真っ赤に染めながら太陽が顔をのぞかせると「見えた」「すごい」と歓声が上がった。

 那賀町沢谷の林業亀井裕人さん(39)は「こんなにきれいに見えたのは初めて。今年は良い事がありそうだ」と笑みを浮かべた。

 徳島市川内町旭野の小松海岸では、水平線の近くで二つの太陽がつながったように見える「だるま朝日」が姿を現し、約千人を魅了した。

 同市名東町2、保育士土居奈津美さん(49)は「良い一年のスタートが切れた」と話した。