大勢の参拝客でにぎわう境内=1日午前0時すぎ、鳴門市の大麻比古神社

 徳島県内の神社や寺は1、2の両日、大勢の初詣客でにぎわった。家内安全や志望校合格など、それぞれの願いを込めて手を合わせた。

 大麻比古神社(鳴門市大麻町板東)では1日午前0時、年明けを告げる大太鼓が鳴り響くと、本殿前に集まった参拝客が一斉にさい銭を投げ入れた。拡声器で参拝客を誘導する警察官「TKポリス」は軽妙な語り口で事故防止を呼び掛けた。

 2日間で昨年並みの約20万人が訪れた。鳴門第一中学校1年の林飛翔さん(13)は「野球部のレギュラーになれるようお願いした。頑張って練習したい」と意欲を見せた。

 四国霊場23番札所・薬王寺(美波町奥河内)では、参拝客が42段の男厄坂と33段の女厄坂の石段にさい銭を置いて厄払いをしながら本堂へ向かった。

 2日間で訪れたのは昨年を4万4500人下回る9万8500人。小松島市小松島町南開の会社員鎌田昌紀さん(44)は「高校3年の長女と中学3年の長男が志望校に合格するよう祈願した」と真剣な表情を浮かべた。

 箸蔵寺(三好市池田町州津)の2日間の参拝客は昨年並みの約1万1千人。家族と親戚11人で来た同市三野町太刀野山の市臨時職員西内多恵子さん(62)は「みんなの幸せと、昨年結婚した次男夫婦が子どもを授かるよう祈願した」と話した。

 忌部神社(徳島市二軒屋町2)では、2日間で昨年並みの約2万人が参拝した。