パス練習を通して互いの意思疎通を深めるイレブン=徳島スポーツビレッジ

写真を拡大

 J2徳島ヴォルティスは15日午後7時から、鳴門ポカリスエットスタジアムで今季初の4連勝、ホームでは8連勝を懸けてFC岐阜と対戦する。運動量が豊富で攻撃重視の岐阜のプレースタイルは徳島との共通点も多く、見応えのある攻防が繰り広げられそうだ。
 

 堅守を誇る栃木との前節はウタカ、バラルの両外国人FWが好機を逃さず4得点し、最後まで主導権を握った。守備の裏側のスペースを狙う攻めが有効で、先制のアシストと3点目のPK獲得を引き出した杉本竜は「チームとしてやろうとした形で点が取れたのは良かった」と手応えを話す。

 攻撃力に定評があり、積極的に前へ攻め上がってくる岐阜は「堅く守る感じではない」(DF井筒)だけに、カウンター戦術も使い分ける徳島の得点機会は増えそうだ。

 半面、4月の前回対戦では0-0のドローながら、サイド攻撃を軸に再三チャンスをつくられた。ロドリゲス監督は「敗れていてもおかしくない一戦だった」と警戒を緩めない。

 チームワーストの9連敗中という岐阜の事情も影響するか。勝利を渇望する岐阜が球際などの局面で激しさを前面に出してくる可能性がある。

 徳島は今週、攻守のチーム戦術を再確認したほか、パスワークなどを通じて選手間の意思疎通を深める時間を確保した。前線の両外国人FWやサイドの表原など、合流から日が浅い選手の特長を理解し合い、試合で引き出すためだ。

 ホームではチーム記録の7連勝中とめっぽう強い徳島だが、油断は禁物。「最大の敵は(時にリラックスしてしまう)自分たち自身のメンタル」と話す指揮官の言葉を胸に刻み、ピッチに向かう。