桐野夏生「とめどなく囁く」徳島新聞にて連載開始

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8月5日から人気作家の桐野夏生・作、内澤旬子・画による「とめどなく囁く」の連載を徳島新聞朝刊にて開始しました。

物語は、8年前に夫を海難事故で失った女性が再婚したものの、その後、待ち受ける意外な事態に、不安を募らせていき・・。

作家・桐野夏生さんからのメッセージ

タイトルの不安定さは、主人公の耳に聞こえてくる不穏な声を表している。人生がダメージとの闘いだとしたら、小説はその攻防を描くものだろう。妄想と疑惑に揺れる主人公のダメージはいかばかりか。内澤旬子さんとの仕事が楽しみだ。

[作家の略歴]きりの・なつお 1951年、金沢市生まれ。98年「OUT」で日本推理作家協会賞、99年「柔らかな頬」で直木賞、2008年「東京島」で谷崎潤一郎賞。10年「ナニカアル」で島清恋愛文学賞、11年同作で読売文学賞。15年には紫綬褒章を受章。近著に「夜の谷を行く」「デンジャラス」など。東京都在住。

画家 内澤旬子さんからのメッセージ

桐野夏生さんの小説を読みながら歳を重ねてきた。女性が抱える生きづらさと、それをはね返し、したたかに闘い抜くパワーにあふれる話に何度救われたことか。まさか自分が装画をつける日が来るとは思わなかった。心して臨みたいと思っています。

[画家の略歴]うちざわ・じゅんこ 1967年、横浜市生まれ。文筆家、イラストレーター。主な著書に、国内外の屠(と)畜現場のルポ「世界屠畜紀行」、自らの乳がん体験をつづった「身体のいいなり」(2011年の講談社エッセイ賞)など。近著に、現在住む香川県の小豆島への移住記「漂うままに島に着き」がある。

なお、ご愛読いただいている葉室麟・作、西のぼる・画の「影ぞ恋しき」は8月3日で終了しました。

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