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社説
2月13日付  北朝鮮ミサイル  危険な挑発は許されない  
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 北朝鮮が日本海に向けて中距離弾道ミサイルを発射した。

 安倍晋三首相とトランプ米大統領が会談した直後であり、日米両国をけん制する狙いがあるのは明らかだ。

 北朝鮮による「弾道ミサイル技術を使った全ての発射」を禁じた国連安全保障理事会決議に違反しており、断じて許されない。愚行を強く非難する。

 昨年11月の米大統領選以来、北朝鮮は表立った軍事挑発を控えていた。新政権の対北朝鮮政策を見極めたかったのだろう。

 今月、マティス国防長官が日韓両国を訪問し、日米首脳会談も終わった。いずれも日米韓の連携強化で一致したが、ここで揺さぶりを掛け、米国の出方を探ろうとしたのではないか。

 今回の飛距離は約500キロで、日本の排他的経済水域(EEZ)には達しなかった。決定的な対決は避けたいとの意図もうかがえるが、極めて危険な行為であるのは言うまでもない。

 安倍首相とトランプ氏が共同記者会見で厳しく批判したのは当然である。

 金正恩(キムジョンウン)朝鮮労働党委員長は、今年の「新年の辞」で大陸間弾道ミサイル(ICBM)の発射実験をちらつかせ、米国に「敵視政策」の撤回を求めた。

 威嚇が通用すると考えているなら大きな誤りだ。北朝鮮に求められるのは、核・ミサイル開発をやめ、国際社会と共存する道を選ぶことである。

 それを分からせるため、各国が国連制裁決議を厳格に履行するのはもちろん、中国とロシアが北朝鮮に対する影響力を十分に発揮することが重要だ。

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