手作り「退院カード」患者に好評 日和佐病院、看護師ら贈る 2008/12/24 10:31
美波町奥河内の町立日和佐病院が、退院する患者に手作りのカードを贈っている。「退院おめでとうカード」と名付けられ、季節ごとにデザインを変えて看護師が手作り。受け取った患者や家族らから「温かい気持ちになれる」と喜ばれている。
カードを作っているのは、浜田広子看護師長ら十八人。退院する患者を元気付けたいと、みんなで知恵を出し合い、二〇〇六年春から贈っている。
カードは縦十五センチ、横二十センチ。レントゲンフィルムを保護する厚紙を再利用した台紙に、自宅から持ち寄った折り紙やリボンなどで飾り、「いつまでもお元気で」「リハビリ頑張ってください」などとメッセージを書き込んでいる。
現在贈っているのはクリスマスバージョン。雪だるまやクリスマスツリーなどの張り絵がされている。夏はカモメやヒマワリ、秋は森に住む動物たちなどに変わり、季節を感じてもらえるようにひと工夫している。
カードはこれまで、約三百五十人に贈った。退院した患者から「カードを見ると元気が出る」と感謝されたり、家族からお礼の電話がかかってきたりすることもあった。十一月に退院した八十代の女性は、カードをいつも見えるよう自宅の壁に飾っているという。
浜田看護師長は「退院した患者さんの元気な声を聞くと励みになる。カードで、少しでも温かい気持ちが通い合えばうれしい」と話している。【写真説明】退院する患者に贈るカードを作る看護師=美波町の日和佐病院