遍路の魅力を英語で紹介 徳大生がDVD制作 2009/4/11 10:25
徳島大学総合科学部の異文化コミュニケーション研究室(坂田浩准教授)の学生七人が、外国人に四国遍路の魅力を紹介しようと英語版のDVDを作った。ゼミの卒業研究の一環で、徳島市の県国際交流協会や鳴門市の一番札所・霊山寺に置いて無料配布する。
DVDは「阿波の遍路道-世界に発信する四国巡礼」(Tokushima/The Sacred Temples)と題し、英語版と日本語版の二枚一組を百セット作成。約一時間、遍路の歴史や弘法大師空海、県内二十三カ所の札所などを映像とナレーションで解説している。
研究室に留学生や県外出身者がいたため、徳島らしい研究テーマとして四国遍路を選んだ。昨年二月以降、各札所の住職を訪ねたり、日本史の教授に話を聞いたりして資料を収集。外国人にも分かりやすいように留学生らと相談を重ね、「水屋」「如来(にょらい)像」といった用語を訳しならが原稿を書き上げた。
このほか、寺の風景や参拝の様子の撮影からナレーション、映像編集まですべて学生が行った。米国からの留学生ダニエル・リンチさん(21)は「遍路は世界に誇れる文化。母国の友人や家族にも見せたいし、多くの人に徳島の魅力を知ってほしい」と話した。
DVDに収録された映像は、インターネットの動画投稿サービス「You Tube」でも見ることができる。【写真説明】外国人に四国遍路の魅力を紹介しようと徳島大学の学生が作ったDVD