二十六日に開かれる「とくしまマラソン」(県、徳島市、徳島新聞社など主催)が、インターネットで全世界にライブ中継されることになった。機械メーカーの松浦機械製作所(徳島市南田宮二、松浦良彦社長)が、自動車や自転車などに搭載した小型カメラでランナーを撮影し、専用のホームページ(HP)で放映する。放送局以外の事業者がマラソンを移動中継するのは、全国的にも珍しいという。
中継では、徳島市内の鷲の門周辺と市陸上競技場に各一台の固定カメラを設置し、四千人のランナーが一斉にスタートする様子や次々にゴールする光景を撮影。自動車搭載のカメラはトップ集団をとらえるほか、カメラを乗せた自転車がコースを走り、中盤以降でマラソンを楽しむランナーの姿も撮る。
各カメラで撮影した映像は無線LANを通じて同社のコントロール室に送られ、リアルタイムで専用HPの二画面を通じて放映。放送各社へも無料で配信できるようにする。
昨年の第一回大会に出場した松浦社長が、懸命に走るランナーの姿を多くの人に見てもらおうと、安価に移動中継ができる自社システムを活用してネット配信することにした。松浦社長は「ランナーやその家族らに喜んでもらいたい。臨場感あふれるランナーの映像を楽しんでほしい」と話している。
専用HPでの放映時間は、午前八時から午後四時までを予定。とくしまマラソンの公式HPに近く専用コーナーが設けられる。【写真説明】【上】中継テストなどを行う松浦機械製作所の社員=徳島市南田宮2の同社【下】自転車などに搭載のカメラを使い中継テストを行う同社員ら=徳島市南田宮2