大浜海岸にウミガメ回帰 昨年も上陸、タグで確認 2009/6/11 10:56
美波町の大浜海岸で10日夜に上陸したアカウミガメが、昨シーズンにも同海岸に上陸していたことが、前足に付けられたタグから分かった。同じ海岸に周期的に上陸する回帰行動が、大浜海岸で確認されたのは11匹目で、2005年以来4年ぶり。
回帰したのは、甲羅の長さ89センチ、幅73センチの中型。午後9時半ごろ、町ウミガメ保護監視員の浜崎敏明さん(68)が確認した。海岸中央の波打ち際から15メートルの場所で卵約130個を産み海に戻った。
浜崎さんによると、タグから昨年6月17日に上陸し、産卵したウミガメと分かった。大浜海岸では追跡調査のため、1996年からウミガメにタグを付けている。回帰の周期は3~5年ほどといわれているが、今回のものは1年と短い。
日和佐うみがめ博物館カレッタの豊崎浩司館長は「回帰率が低いのが大浜海岸の悩みの種だった。これを機に増加に転じてくれれば」と期待を寄せている。【写真説明】1年ぶりに大浜海岸に上陸したアカウミガメ=10日午後10時55分、美波町日和佐浦