ロックと文楽が融合 徳島中央公園で阿波人形浄瑠璃芝居 2009/10/11 10:34
徳島市内の徳島中央公園に設営された小屋掛け舞台で10日、「第6回阿波人形浄瑠璃芝居」が始まった。初日は約7時間にわたって新旧の人形浄瑠璃や舞踊、オカリナ演奏、朗読など計15の演目が披露され、延べ千人の観客が楽しんだ。11日も25演目が上演される。
三好市出身の文楽人形遣い・吉田勘緑さん(神奈川県在住)は、ロックと文楽を融合させた新作「女殺油地獄(おんなごろしあぶらのじごく)」を初演した。中学時代まで文楽で修業していた徳島市出身のドラマー・竹内正和さん(東京在住)が舞台を構成。
竹内さん率いるバンドが作詞・作曲した迫力ある音楽に乗せ、繊細かつ豪快な人形の名演で近松門左衛門原作の鬼気迫る物語を表現した。
このほか、城北高校出身の大学生らでつくる「ポラリス座」が「フィナーレ三番叟(さんばそう)」で初舞台を踏み、同校OBでつくる「城北座」「青年座」との共演で盛んな拍手を浴びた。
小屋掛け舞台は阿波人形浄瑠璃月間「ジョールリ100公演」(10月3日~11月3日まで)の催しの一つとして上演。10日は勝浦町の今山農村舞台でも地元・今山座などによる公演(11日まで)があった。【写真説明】ロックと文楽の融合による「女殺油地獄」が初演された小屋掛け舞台=徳島中央公園