大作に来館者ため息 美馬・河野メリクロン「蘭夢美術館」 2009/11/22 14:37
ランをモチーフにした美術品を集めた「蘭夢(らんむ)美術館」が21日、シンビジウム種苗生産会社・河野メリクロン(美馬市脇町北庄)の新社屋1階にオープンし、初日から大勢の来館者が訪れた。
展示の目玉は、同市出身の日本画家藤島博文さんの大作「蘭思清郷之図(らんしせいきょうのず)」(縦2・4メートル、横6メートル)。四国山脈をバックに同社の人気品種「あんみつ姫」や「マリーローランサン」が咲き誇っている図柄で、訪れた人は、壁一面に彩られた華やかな作品をため息交じりに見入っていた。
このほか、さまざまな種類のランを浮世絵の技法で描いた大正初期の木版画「蘭花譜(らんかふ)」や漆器、着物など計約50点が並んでいる。同市穴吹町三島の無職大塚雅子さん(78)は「別世界に来たようでとても癒やされた」と話していた。
一般公開に先立ち、オープニングセレモニーもあり、関係者や地元住民ら約500人が開館を祝った。【写真説明】ランをモチーフにしたさまざまな作品が並ぶ「蘭夢美術館」=美馬市脇町の河野メリクロン新社屋