日和佐道 2011年に全線開通 県議会、飯泉知事が見通し 2009/12/2 10:29
徳島県議会11月定例会は1日午後、本会議を再開し、児島勝(自民交友会)岩丸正史(明政会)山田豊(共産)の3氏が一般質問に立った。飯泉嘉門知事は、国土交通省が整備を進めている地域高規格道路・阿南安芸自動車道の日和佐道路(阿南市福井町小野-美波町北河内、9・3キロ)について「国交省が未開通区間の用地取得を完了し、残り工事を促進してくれることになった」と述べ、2011年にも全線開通するとの見通しを明らかにした。
児島氏が、県南地域の四国8の字ネットワークの整備状況を質問。知事は、国交省が阿南市福井町内で取得できていなかった道路用地の取得を終えたことを挙げ「11年のできるだけ早い時期に全線開通できるよう、国交省と積極的に協力したい」と答えた。
日和佐道路は2000年4月に着工。07年5月に美波町田井-同町北河内間(6・2キロ)が開通し、残る3・1キロで工事が進められている。当初は09年度に全線開通予定だったが、県は6月の県議会県土整備委員会で、用地取得の遅れから12年度にずれ込む可能性があると報告していた。
岩丸氏は「若者の薬物乱用防止に取り組むべきだ」と提案。知事は「全国的に問題となっている大学生の大麻汚染対策として、県内の大学との協働による積極的な対策を展開したい」として、学内での啓発活動や大学生による自主的な薬物乱用防止活動への支援を行う計画を明らかにした。
山田氏は、県外郭団体への職員天下りの見直しを求めた。里見光一郎副知事は、外郭団体に再就職したOBへの退職金支給を9月から全廃したことに触れ、「多額の報酬や退職金が問題となる公益法人などへの天下りとは異なる」と強調。OBの行政経験は外郭団体に役立つとして、県民の不信を招かないよう再就職先などをできる限り公表する考えを示した。