木偶人形館でお接待 美波、旧駐在所を再生オープン 2009/12/14 10:26
使われなくなった駐在所を木偶(でこ)人形館兼お遍路さんの接待所として生まれ変わらせた「忠愛所」が13日、美波町奥河内にオープンした。館内には、町指定文化財の木偶人形4体が飾られている。
展示されている木偶人形は、明治時代に同町赤松の農村舞台で使われていたもの。名人として知られる人形師・人形忠(1840~1912年)の作品もある。訪れた住民らは振る舞われたお茶を手に、「生き生きとした表情で動き出しそう」などと話しながら木偶に見入っていた。
この日は町内の主婦らでつくる「日和佐うみがめお接待の会」メンバーが、早朝からおはぎと紅白もち各100個を作り、オープニング記念として参拝客や近くの住民らに振る舞った。
開館は午前10時から午後3時まで。
NHK朝の連続テレビ小説「ウェルかめ」の放送を機に、日和佐地区中心部ににぎわいづくりの拠点を整備しようという町などによる取り組みの一環。駐在所は町が県警から無償で借りた。【写真説明】にぎわいづくりの拠点として開設された人形館兼接待所=美波町奥河内の忠愛所