神山町のNPO法人グリーンバレーが、独立行政法人・国際交流基金(東京)の本年度の地球市民賞に選ばれた。芸術を核にしたユニークな活動を通じて町おこしに取り組んでいることが評価された。県内の団体が表彰されるのは初めて。
グリーンバレーは1999年から国内外の芸術家を町に招き、芸術作品を作ってもらうアーティスト・イン・レジデンス(AIR)事業を開始。これまで35人が訪れ、町内各地に作品を残しているほか、制作活動や各種イベントなどで住民との交流を図っている。
芸術家にアトリエや宿舎を有償提供する支援事業「神山でアート」、森林浴と芸術作品の鑑賞が楽しめる森林整備事業といった多彩な活動も展開している。
大南信也理事長は「仲間とともに育ててきた活動が評価され光栄。今後も人とアイデアの出合う場づくりに努め、創造性に満ちた町にしたい」と話した。2月25日に東京で表彰式が開かれる。
賞は85年に創設され、毎年、地域に根ざした国際文化交流に取り組んでいる団体や個人が受賞している。本年度は全国の自治体などから推薦のあった75団体、7個人が応募し3団体が選ばれた。【写真説明】AIR事業の一環で、芸術家の制作現場を住民に公開する「オープンアトリエ」=昨年10月、神山町神領の劇場寄井座