徳島市に場外舟券場開設計画 地元町内会、2月に賛否決める 2010/1/28 10:39
徳島市仲之町1に競艇場の小規模場外舟券売り場「ミニボートピア徳島(仮称)」を開設する計画を、財団法人・競艇振興センター(東京)が進めている。早ければ2011年5月に着工し、12年4月にオープンする予定。地元町内会や市長の同意を得た上で、国の許可を受ける必要があるが、住民から交通渋滞などを懸念する声が上がっている。
実際に業務する施行者は、同センターが3月ごろに決める。同一県内にある競艇場が担うのが通例で、昨年8月にセンターが鳴門競艇場に打診、運営する鳴門市は前向きに検討している。
センターなどによると、予定地は県庁から紺屋町に向かう県道沿い。地権者のビル管理会社がセンターに開設を要請していた。
計画では、ビル管理会社が826平方メートルの敷地に、鉄骨4階建て延べ2539平方メートルのテナントビルを建設。施行者が2、3階を借りて、観覧席212席(うち有料72席)、発券機10台、テレビモニターなどを設置する。
営業は午前10時から午後9時(ナイター時)まで。一日当たり利用者720人、売り上げ約800万円を見込んでいる。14台分の業務用駐車場を備えるが、来場者には周辺のコインパーキングを利用してもらう。
ビル管理会社は今月17日、地元の仲之町1丁目町内会(会員27軒)を対象に説明会を開催。町内には病院や住宅があり、6人の出席者の中から、車の渋滞や風紀の乱れを心配する声が上がったという。
町内会は来月14日に臨時総会を開き、賛否を決議する。齋藤公利会長は「町の活性化は図れるが、賛否両論ある」と話す。
センターの西英人場外発売推進課長は「地元の同意を得ながら進めたい」とし、鳴門市の西谷茂企業局長は「鳴門市が施行者になれば、増収策の一つとして考えたい」と話している。