カンボジアに日本語学校 徳島市の支援団体、11月開校へ準備 2010/2/3 10:24
カンボジアの子どもたちに学用品寄贈などの支援をしている徳島市内のボランティアサークル「アプサラ」(鈴木仁代表)が、世界遺産のアンコールワット遺跡などで知られる同国北西部の観光都市シェムリアップで日本語学校の開設を計画している。現地住民の就職や国際交流に役立ててもらうのが目的で、11月の開校を目指し準備を進めている。
学校は敷地面積約1000平方メートルで生徒数100~200人を予定。小学生と中高生クラスのほか、一般のクラスを含め3、4教室を開き、鈴木代表と親交がある現地の観光ガイドらに講師を務めてもらう。教科書は無償で配布し、保護者のいない子どもは授業料を免除。早ければ5月にも着工する。
支援活動を通じて同国の厳しい就業状況を知った鈴木代表が昨年秋に発案した。同国への日本人観光客数は、アジア太平洋観光交流センターの統計では、07年は約16万人と5年前からほぼ倍増。日本語を身に付ければホテルマンや日本人観光客のガイドなど就職先が広がり、収入も多いため、生計が立てやすくなるという。
建築予定費は100~200万円。長年、活動に協力してくれている飲食チェーン店などに募金箱を設置したり、知人や関係者に支援を呼び掛けたりしているほか、徳島市内でのチャリティーバザーの開催も計画している。鈴木代表は「日本語の話せる人が増えれば両国間の交流拡大にもつながる。ぜひ日本語学校を開設したい」と張り切っている。【写真説明】カンボジアで日本語学校を開設する計画について支援者と話し合う鈴木代表(左)=徳島市内