資本・業務提携へ ニホンフラッシュとアルボレックス 2010/3/2 15:28
東証2部上場で内装ドア製造販売のニホンフラッシュ(小松島市、高橋栄二社長)と、内装部材製造販売のアルボレックス(阿南市、山田喜三郎社長)は2日、資本・業務提携に向けて協議を進める、と発表した。景気低迷などで新設住宅着工戸数が伸び悩む中、事業の効率化や相乗効果を図るのが狙い。
両社は、住宅内装用部材を手掛けるなど事業内容に似た点が多い。内装ドアを主力とするニホンフラッシュとプレハブ建材のアルボレックスは、厳しい収益環境が続く中、それぞれの強みを生かすことで、さらに企業価値の向上が図れると判断した。
今後、両社は顧客の共有化を進めると同時に、生産統合や部材の共同調達、配送の効率化などコスト低減を図り、商品開発を続ける方針。「具体的な提携内容については協議を進めて決める」(ニホンフラッシュ)としている。
高橋社長は「同じ県内の木工業者であり、お互いの強みを合わせることで地域経済の発展につなげたい」。山田社長は「win-winの関係を大切にし、双方の企業価値をさらに発展させて、業界の活性化に努めたい」と話した。
ニホンフラッシュは、資本金8億6600万円で2009年3月期連結の売上高は80億6800万円、純利益は1億9200万円。アルボレックスは、資本金4500万円、09年4月期売上高は53億6500万円。
【ニホンフラッシュ】1964(昭和39)年に設立。小松島市横須町の本社工場のほか北海道、茨城に工場を持ち、全国8カ所に営業拠点。資本金8億6600万円。従業員310人。2002年に中国江蘇省に昆山日門建築装飾有限公司、06年に山東省に日門(青島)建材有限公司も設けた。08年に東証第2部上場、上海に販売会社を設立し中国ビジネスを強化している。
【アルボレックス】1921(大正10)年に創業、48年に会社設立。2009年に会社分割を実施。資本金4500万円。従業員212人。プレハブ住宅部材や内装部材、ラミネート製品などの製造販売のほか、山林経営や原木販売などを手掛ける。阿南市内の本社工場で主に製材、パレット製造、徳島市内の津田工場で住宅関連を展開。