村内初のカフェ10日オープン 地元女性有志、空き倉庫活用 2010/7/9 10:42
佐那河内村下の国道沿いに10日、村内初のカフェがオープンする。高樋地区の女性有志7人が「地元ににぎわいをつくりたい」と、空いていた倉庫を有効利用した。産直市やギャラリースペースも併設しており、地域の拠点として活用することにしている。
店名は「佐那の里」。民話に出てくる村の呼び名を引用した。空いている貸倉庫(約320平方メートル)を使い、約3割をギャラリーも兼ねたカフェとし、約7割を産直市にする。国道438号沿いで徳島市との境から車で約5分の場所にある。
開店するのは毎週土・日曜日の午前9時~午後4時。コーヒーは1杯150円と低価格で提供。「焼きもちとスダチ茶」(300円)など工夫を凝らしたメニューも用意した。季節に合わせ今後、おでんなどの軽食も加えるという。
カフェのアイデアが生まれたのは4月。村には村内の人が気軽に立ち寄れる場所がなく、最大の行楽スポットの大川原高原へ向かう村外の人たちも“素通り”してしまうことから、笠井博美さん(62)ら50、60代の主婦が発案した。
村の集落等活性化補助金を活用し、内装工事の費用として20万円の助成を受けた。村内の大工らの協力を得て6月上旬から内装工事を進め、同下旬に完成した。
7月中には大川原高原のアジサイが満開となるため、村は一年で最も行楽客が多い時期を迎える。笠井さんは「憩いや交流の場として、多くの人に使ってもらえれば」と話している。
【写真説明】10日にオープンするカフェ「佐那の里」=佐那河内村下