歌声響かせ阿波踊り 徳島少年少女合唱団、独で最後の公演 2010/7/29 15:01
[ヴォルムス(ドイツ)28日=乾栄里子]ドイツを訪問中の徳島少年少女合唱団(上田収穂代表)は、28日午後8時(日本時間29日午前3時)から約2時間、南西部のヴォルムス市の聖アンドレアス教会で最後の公演を行った。宗教曲や日本の童謡など28曲を歌い、息の合ったハーモニーが「聖歌隊の街」として名高い同市の約200人を楽しませた。
教会は約千年前に建てられたロマネスク建築。独特のドーム型の天井に歌声が美しく響き、団員44人は宗教曲「聖なる宴」「グローリア・パートゥリ」などを厳かに歌い上げた。
浴衣に着替えた後半のテーマは日本の歌。「よしこの」をアレンジした曲を合唱しながら、阿波踊りを披露すると最高潮に。三味線の軽快な旋律と陽気な歌声に誘われ、市民も体を揺らして一緒にリズムを刻んだ。
3年前、ホストファミリーとして団員を受け入れた高校生のアンゲーラ・オーベアレさん(17)は「いつ聴いても本当にすてきな歌声。阿波踊りも素晴らしい演出でした」と絶賛した。
公演はすべて終了し、一行は29日に帰途に就く。日本時間30日午後に帰県する予定。
【写真説明】歌いながら阿波踊りを披露し、会場を盛り上げる団員=ヴォルムス市の聖アンドレアス教会